製缶|製品が完成するまでの流れを紹介

2023.05.16

・「製品が完成するまでの流れは?」
・「どのような加工を行って製品を作るの?」

岐阜県で溶接や製缶工事を承っております、株式会社フリークスの岡部です。
上記のような疑問は、お客様からもよくご質問いただく内容です。

ダクトなどの製品を作る製缶工事ですが、どのような流れで製品が作り上げられているのか、具体的なイメージが沸かないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、製缶工事によって製品がどのような「流れ」で完成するのかを、詳しく紹介していきます。

「製缶」とは?


そもそも、製缶とは何なのでしょうか?
基礎的な部分を確認していきましょう。

・ドラム缶
・ダクト
・タンク
・水槽
・鉄骨
・船の部品
・クレーンの部品

製缶とは、金属板に加工を行い上記のような立体的な製品や骨組み状の製品を製作することをいいます。
製品には気密性と強度の高さが使用とされるため、加工には職人の高い技術力が求められます。

板金加工との「違い」


同じように金属板を加工する製缶加工と板金加工ですが、金属板の厚さによって区分されます。

7mm以下の金属板の加工を行うのが「板金加工」。
7mm以上の金属板の加工を行い板金加工よりも複雑かつ大きなものを作るのが「製缶加工」です。

製品を作る「流れ」


それでは、実際に製品が完成するまでの流れを見ていきましょう。

●受注

まずは、依頼者から受注を受けます。

●図面を設計

受注を受けたら、図面の設計を行っていきます。

多くの場合、設計を行うのは依頼者側ですが、会社によっては最適な加工方法を依頼者に提案したり、設計の段階から相談に乗るところも存在します。

また、製缶工事ではコストを抑えつつ品質を向上させることが重要なため、図面を設計する段階で、いかに材料の無駄を抑え、効率良く作業を行うかなどを考えることが必要になります。

●切断


続いて、設計した図面をもとにレーザー加工機などを使用し、素材を必要な長さや形に切断したり、抜き取る加工を行っていきます。

●曲げ加工

プレスブレーキなどを使用し、切断した素材を曲げる加工を行っていきます。
曲げ加工は繊細な作業で、一定の角度に曲げたり円形に丸めるように曲げる方法があります。

●溶接


溶接とは、金属の接合部を溶かしたり、接合部に溶けた金属を加えることで金属同士を接合させることです。

溶接は主に「アーク溶接」「半自動溶接」「TIG溶接」の種類に分かれます。
素材や作る製品に合わせて、溶接の種類を選択し作業を行います。

●穴あけ加工

続いて行っていく作業は、穴あけ加工です。
穴あけ加工ではボール盤などの機器を使用して、部品をはめ込んだり取り付けるための穴をあけていく作業を行います。

●機械加工

ここでは、工作機械を使用して製品の形状などを考えながら、精密な加工を行っていきます。

●研磨加工

研磨加工では、表面を磨き溶接や加工処理を行った部分が目立たないようにしていきます。

●表面処理

最後に、表面処理で素材の表面に被膜を形成していきます。

表面処理には、耐熱性や耐食性などの機能を付与する目的があります。
実際に製品を使用する環境を考え、処理を行うことが重要なポイントです。

高品質な製品をお求めの際は『株式会社フリークス』にお任せください



株式会社フリークスでは、経験豊富で確かな腕を持つ職人が在籍しております。
品質にこだわり、妥協のない施工を行うことをモットーとしており、お客様にご満足いただける品質の高い製品を製作いたします。
製缶工事でお悩みの際は、当社にぜひお任せください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
意外と知らない製缶工事の流れ……。

この記事により、具体的にどのような工程で製品が完成しているのか、イメージが沸くようになりましたら幸いです。


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